バンクーバー経済新聞に下記記事がございました。
バンクーバーに本マグロ専門店 ゴーストキッチン形態で素早く出店
(参照:バンクーバー経済新聞 2021.04.07)
記事のリンクはコチラです。
https://vancouver.keizai.biz/headline/2669/
日本人が海外で活躍していることも大変嬉しいニュースですが、
記事内にあった「ゴーストキッチン」という形態に興味を持ち少し調べてみました。
「ゴーストキッチン」もしくは「ゴーストレストラン」と呼ぶそうなのですが、
実店舗を持たず、キッチンとデリバリーだけで成立するのが特徴のようです。
料理を作ることができればいいので、5坪のお店ではじめたところもあるそうです。
店舗にかかる初期費用、月々の家賃をグッと抑えられるので、
損益分岐点売上高を下げられる点が魅力的です。
損益分岐点売上高を下げられるということは、
稼がなければいけない売上を少なくすることが出来るので、
商品開発、プロモーション等経営上のチャレンジがしやすくなります。
実際、ゴーストレストラン形態で成功しているお店は、
お客様の反応を見て素早く修正できるところのようです。
一方デメリットは、「プロモーションの難易度が上がる」ことではないかと思います。
店舗を持っていれば、看板、外から見える店舗の中、行列等来店意欲のないお客様にもプロモーションすることが出来ます。
店舗を持たないゴーストレストランはこのような「存在する」ことで自然とできるプロモーションができないことになります。
解決策の1つとして、UberEats や出前館等デリバリープラットフォームを利用することが挙げられますが、
昨今コロナの影響で競争が激化しています。
今まで以上のプロモーション、お客様のための商品・サービス作りが求められています。